チョリピッド・アイ・ランド

ゲーム、読書が趣味。すべてにおいて浅く気の向くままに。

kindle unlimited を全部無理やりおすすめします 1月分

 

駿河城御前試合 (徳間文庫)

駿河城御前試合 (徳間文庫)

 

 それぞれ武の道を極めた男たちが真剣で御前試合をする短編集。

マンガ「シグルイ」の原作だということで読んでみたのですが、「シグルイ」の元になっている話は数ある短編集の内の一番初めの話だけであとは他の主人公の話になっています。「シグルイ」並みの濃さを期待して読み始めたのですが、短編集なだけあり一つ一つがけっこうあっさり終わります。真剣試合に至るまでの話が書かれていますが、ほとんどが色恋がらみでしたね。

いろいろな流派の剣の名前が出てくるので、そういうものに興味がある人におすすめ。

 

 

「官能」と「耽美」と「倒錯」の愛 世界禁断愛大全 (文春文庫)

「官能」と「耽美」と「倒錯」の愛 世界禁断愛大全 (文春文庫)

 

 先月にも読んだおなじみのシリーズ。今回は人類三大タブーの「ロリコン」「近親相姦」「食人」等について多く触れられています。今回も「ホモ・セクシュアル」について触れられていますが、他のシリーズと内容が重複しているため、そちらをメインに読む人は前のシリーズ「世界ボーイズラブ大全」のほうがおすすめです。

FGOにも出てくるイヴァン雷帝のエピソードがちょっぴり載っているので、さわりの部分を知りたい人はどうぞ。

ヤバい人についてのエピソードを読みたい人におすすめ。

 

 

文庫版 嘘つき男と泣き虫女

文庫版 嘘つき男と泣き虫女

 

「話を聞かない男、地図の読めない女」の続編。今回は 男と女が嘘をつく理由の違いや、嘘をつくときに使う脳みその分野が違うことの説明がされています。

前作の説明に基づいたうえでの説明になるので、前作を読んでおいたほうがスムーズに内容を理解できるかも。

男性がどういうときに嘘をつくのか、女性がなぜ嘘を見抜けるのかが分かります。

どういう脳の仕組みで噓をつくのか知りたい人におすすめ。

 

 

 

セックスしたがる男、愛を求める女

セックスしたがる男、愛を求める女

 

 「話を聞かない男、地図の読めない女」の第三弾。今回はタイトルの通り男女のセックスへの向き合い方の違いについて。男はセックスは行為としか捉えず、女はセックスを愛を確かめる行為と捉えるとのこと。こんなにも捉え方が違ってよくもまあ人間は男女仲良く生きていけるなあと感心した次第。お互いにお互いへの理解の努力が必要だと切に感じました。

男女の恋愛観についても触れているので、そちらにも興味のある方におすすめ。

 

 

 「話を聞かない男、地図の読めない女」が狭く深い範囲について書いてあるのならば、この本は浅く広く男性の心理について書かれています。

後半は別に男性ではなくても当てはまるのではないか?と思うようなところもありますが、心理学のおそらく基礎的なことが書かれてて、初心者にはうってつけな本だと思います。

女性の私にとってはすべてのことにおいて優劣をつけなきゃいけない人生もなかなかにしんどそうだなあと思いました。

男の心理を浅く広く学びたい人におすすめ。

 

 有名なブロガー達がなぜブロガーになったのか、ブログに何を書いているのか、ブログをはじめて何が変わったのかを思い思いに語っている本。人生観として勉強になる人もいれば、ただ社会から逃げただけなのを正当化したかっただけなのではないか?と疑問に思うような人もいます。しかし、この本で文章を書いている人は他の人たちより少し違った人生を歩もうとしている、または歩んでいることは確かです。

会社に勤めていない若者が何を以てブログを書いているか知りたい人におすすめ。

 

 

ダーリンは70歳・高須帝国の逆襲 (コミックス単行本)

ダーリンは70歳・高須帝国の逆襲 (コミックス単行本)

 

「ダーリンは70歳」でネタにされた高須社長が今度は文章で西原理恵子さんをネタにするという本。 

「ダーリンは70歳」を読みたかったけど、unlimitedで読める作品がこの本しかなかった…。高須社長の西原理恵子さんに対する強烈なラブレター読んだ気分。どっちもあまり知らないのですが「蓼食う虫も好き好き」を地でいったかのようなカップルだと思いました。ところどころで書かれる高須社長のノロケでなぜか高須社長への好感度が上がるという。

高須社長の半生や人生観が書かれており、独特な視点にうなされることもあったりなかったり。「ダーリンは70歳」を読んだ人におすすめ。

 

 

 

 

ショッピングの女王 (文春文庫)

ショッピングの女王 (文春文庫)

 

 「買い物中毒者」と診断された著者がどういう買い物をするのか、「文春」に連載されていたコラムをまとめて本にしたもの。最初は東欧の椅子とかエルメスのヨーヨーとか、言ってしまえば「大金出してまで買う必要のないもの」を買ってばかりいるから金がなくなるのかと思っていたらそれは違いました。本人もあとがきに書いていたように最初は猫を被っていただけで、本当は狂ったようにブランドを買いあさるおばちゃんだった。

「こいつ頭おかしいんじゃねーの」と思って本を読みながらも、本人が開き直って破産すれすれの生活を続けるのを見ているとある種感心します。

 見栄だけで買い物をしてしまう人におすすめ。

浪費バカ一代ショッピングの女王2

浪費バカ一代ショッピングの女王2

 

 上記の本シリーズ第二弾。今回は叶美香との対談があったり、ちょいちょい話に出てくる夫との対談が載っています。だんだん回を重ねるごとに生活が破たんしていっていくのを見ると本当に「見栄」ってやっかいな病気だなあとしみじみ感じます。コラムにも載っていましたが、出版社からお金って借りられるもんなんだな。というかこの著者が買い物狂いになるのも出版社が噛んでいると思うと何とも言えない気持ちになってきます。

ブランドに執着する人がどういう思いで買ってるのか知りたい人におすすめ。

 

崖っぷちだよ、人生は!ショッピングの女王3

崖っぷちだよ、人生は!ショッピングの女王3

 

 シリーズ第三弾。住民税の取り立てがいよいよ切羽詰まってきたのか、買い物エピソードいうより借金返済エピソードの色合いのほうが強くなってきました。前からちょいちょい思っていたことではあるのですが、著者の書く文章に教養があるのはキリスト系の女学校に通っていたことが関係あるのかと。おそらく頭はすごくいいから読みやすい文章を書くのだろうけど、どうしてお金の計算だけはできないのだろうか。

住民税の取り立てがどのように行われるのか知りたい人におすすめ。

 

 

愛か、美貌かショッピングの女王4

愛か、美貌かショッピングの女王4

 

 シリーズ第四弾。今度はついにホストにハマってしまう中村うさぎ

この人にはなにか金を使わせる悪霊でもついてるのか分かりませんが、ここまでくるといっそ見事。ホストの世界の仕組みは知らないのですが、何万円もする酒がぼんぼん開けられるというとんでもない世界だというのが少しだけわかったような気がします。

後半はプチ整形を始めた筆者。だんだんエスカレートしていく整形は次巻に続くのだとか。

ホストの世界のさわりや、プチ整形について知りたい人におすすめ。

 

 

最後の聖戦!? ショッピングの女王FINAL

最後の聖戦!? ショッピングの女王FINAL

 

 シリーズ第五弾。前回のプチ整形に続き、今度は本格的な整形に挑みだした女王様。プチ整形はしばらくしたら元の顔に戻るらしいですが、今回は本格的に輪郭を変えたり、豊胸手術をしたり。ネタと仕事のためとはいえ、ここまで自分を変えることのできる著者に敬意を表したくなるぐらいの行動力です。

また今作は自分の顔や体を変えたことによる心境の変化や哲学的なことが熱く書かれており、この気持ちはやった人にしかわからないのだろうな、ということがよくわかる説得力の強さ。

整形に興味のある人、それによって得られた考え方を知りたい人におすすめ。

新宿二丁目の女王―――買い物依存症、ホスト狂い、美容整形・・・

新宿二丁目の女王―――買い物依存症、ホスト狂い、美容整形・・・

  • 作者:中村うさぎ
  • 出版社/メーカー: キニナルブックス
  • 発売日: 2018/03/16
  • メディア: Kindle
 

ゲイの雑誌「Badi」に載せていたコラムをまとめた本。

 ちょいちょいコラムに出てきていた夫はゲイだという衝撃。夫との関係は恋愛関係ではなく友情に似た家族愛で結婚したとの事。世の中にはこのような夫婦関係もあるのだなあと感心した次第です。

ゲイに対するアドバイス?が著者独特の視点で書かれています。

 

 

明日、夫が逮捕されちゃう!?

明日、夫が逮捕されちゃう!?

  • 作者:シバキヨ
  • 出版社/メーカー: 扶桑社
  • 発売日: 2011/01/20
  • メディア: 単行本
 

 行政書士の夫が弁護士会に越権行為をしていると訴えられ、逮捕されるかもしれない日常を描いた話。

実話ということでちょいちょい新聞の記事が載っているのですが、ただ新聞の記事やマスコミのいうことをそのまま鵜吞みにすると冤罪の人も本当に犯人に仕立て上げられるということがわかりました。

「間違っていることを間違っている」といえる社会ではないということを実感できます。

行政書士に興味のある人におすすめ。

 

seihi029.hatenablog.com